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本物の狩りで使われる狩猟笛とは何か? 国内海外の事例を調べてみた

本物の狩りで使われる狩猟笛とは何か? 国内海外の事例を調べてみた

※写真はイダキ(アボリジニーの笛)を吹いているところです。狩猟笛とは無関係。

世界で使用されている、狩猟に使われる笛について調べてみました!

狩猟笛の種類?
鴨笛(アメリカ)
鹿笛(日本)
キツネ笛(オーストラリア)
鳥笛(アメリカ)
なぜ寄ってくるのか
狩猟笛はどこで買える
まとめ

狩猟笛の種類?

狩猟の際に使われる笛の種類は主に、鴨笛(ダックコール)、鹿笛(ディアコール)、キツネ笛(フォックスコール)がある。また目的は違うが、鳥笛(バードコール)という道具も存在するようだ。以下それぞれの特徴について。

1. 鴨笛(アメリカ)

鴨笛の使い方を教えるアメリカ人のキャプチャ

動画を見る

鴨笛は明確にコミュニケーションの音色が分かれていて、テクニックにより挨拶、餌を食べているときの鳴き声、などを使い分ける。上記のニヒルな男性が動画で丁寧に説明してくれるので一見の価値アリ。群れに対してのアプローチが多く見られ、寄せてから散弾銃などでズドン、という動画が散見される。気になる方は「mallard hunting」などで youtube検索してみるとよい。たいていショッキングな映像が出るので自己責任で。

鹿笛(日本)

シカ笛で獲物を仕留めたあとの処理の動画のキャプチャ

※使われている笛は carlton’s calls estrus whine とのことです。動画を見る

しかぶえ、またはししぶえ、とも言う。歴史的には、楽器よりも先に作成されたとされ、むしろ各楽器がその後追いとも言われているようだ。主に鹿猟目的のための誘引に使用されているが、国によっては車の衝突事故から守るために追い払う目的のものも存在する。それぞれ発情時の音色だったり、威嚇音だったりで用途が違う。日本国内においては前者の用途がほとんど。牡鹿の発情期の音色を出して誘い出すものが多く見られ、北海道で使用しているハンターがよく見られる。現在でもtwitterで検索すると、使用している日本の猟師さんを見ることができる。広大な大地から鹿を誘い出す狩りは見ていて圧巻。やってみたい。でも銃免許はお金かかるし面倒くさそうなところがネックなんだよね。。。
余談、「秋の鹿は笛に寄る」という諺ありき。秋の鹿は恋に落ちやすく、フラフラと笛の音に誘い出される様を言うらしい。類義の諺は「飛んで火にいる夏の虫」。はべり。

キツネ笛(オーストラリア)

キツネ笛で呼び寄せるオーストラリの人

銃殺映像有、閲覧注意。

国内での使用は見つからず、ほとんどがオーストラリア人による紹介で、あいつら英語のクセがすごい。なぜ寄ってくるかの説明が見当たらなかったので推測だが、キュイーンとかクゥーンなど高く甘い音を出しているので、子ギツネを思わせるか、ヘルプを求める音色を演出し、親を呼び寄せているように見える。余談、親キツネの鳴き声はほぼ犬と変わらないので、その音色ではない。キツネの鳴き声はこちらより。

鳥笛(アメリカ)

バードコールの写真

動画を見る

鳥笛(バードコール)は、狩猟を目的とした使い方が見当たらないため、主に鑑賞目的のための野鳥を多種呼び寄せるためのものとしてのみ使用されている。また、笛の形状ではなく、金属と木材が擦れるときの周波数を利用して鳥の鳴き声に似た音を発生させる。仕組みがシンプルなため、DIY することも可能。作り方など詳細はこちらより

なぜ寄ってくるのか?

発情期の鳴き声、縄張りへの警戒音、挨拶、餌を食べている時の鳴き声、など対象により音を使い分ける。意味を知らずに使用すると、縄張りに対して警戒音などを発生させてしまい、敵意を向けられることにもなりかねないので無闇に鳴らすのは厳禁

狩猟笛はどこで買える?

以下買えるところ一覧。日本国内では狐狩りがそれほどメジャーじゃないせいもあり、フォックスコールは国内で見つけるのが難しそう。それ以外はお手軽に安く買えるので、アクセやインスタレーションとして演出するのもアリかもしれない。コレ? 吹いてみる? などで強制的なスキンシッp(ry

鴨笛(ダックコール)
https://store.shopping.yahoo.co.jp/mancave/01-2681.html
鹿笛(ディアコール)
https://www.amazon.co.jp/dp/B00HYF58SI/
キツネ笛(フォックスコール)
https://bestfoxcall.co.uk/product/best-fox-call-original/
鳥笛(バードコール)
https://www.amazon.co.jp/dp/B0099ZQPUQ

まとめ

全部で3(+1)種類の狩猟笛があることが分かった。鴨笛、鹿笛、キツネ笛、鳥(バードコール)。しかしどの映像を見るにも、ある程度の練習を必要とすることが分かる。
この記事を最後まで読んでいる諸兄らには、是非ゲーム中の道具ではなくリアルな狩猟笛を使用し、本物の動物を呼び寄せて欲しい。人生で新たなスキルを手に入れるとともに、ともすれば狩猟免許を取得してハンターになるキッカケにでもなれば幸い。それではまた。

カテゴリー: 狩猟の道  
ライター:島田寿朗

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