街から始める鳥獣対策

ワナリーマン・サトル、狩れないハンターの挑戦 その3 <裏回>

ワナリーマン・サトル、狩れないハンターの挑戦 その3 <裏回>

「裏回」。それはサトルのを取り巻く人々から見たサトル。今回の主人公は、サトルが前回相談をした、ハンターの島田さん。これは、そんなリアルでリアルタイムのおはなし。

島田といいます。伊豆でハンターやってます。

最近、一緒に仕事をしている会社さんから、こんな相談を受けました。

「弊社の若者がですね、最近狩猟に興味を持ってですね、だけど右も左もわからないという感じで、島田さんちょっとオンラインで御指南いただけませんか?」

うん。

ちょっと何言ってるか分かんない

モンハンの話じゃあないよね? あっそうか、これがデジタルトランスフォーメーションか(適当

個人的には、興味あるなら猟友会に顔出してみるとか、ネットで調べるとか、図書館行くとか。他にも選択肢もありそうに思うのだけど。
しかし想像するに、やはり都会からだと身の回りにそういう人はいないし、見学に行こうにも現実的ではないんだろうなと。 神奈川田舎だろうがとかそういうのは聞いてません

まあせっかく頂いたお話なので、まずは伺うことにしました。興味を持ってくれるだけでもそれは嬉しいことだし、話すだけでも何かの助けになるのかもしれないし。

島田アイコン

どうもはじめまして〜、島田と申します。

サトルアイコン

はじめましてよろしくお願いしますサトルと申します。

島田寿朗アイコン

いや〜、なんか唐突にこんな具合に始まっちゃいましたねw

サトルアイコン

そうですね、なんにも分からない状況ですねw

島田寿朗アイコン

とりあえずおいくつですか?

サトルアイコン

今年で24歳になります。

若っ

どこでどう道を選ぶとその年齢で狩猟に興味を持つのか。面白い。

島田寿朗アイコン

えぇっ、お若いですね。今までで野生動物を目にしたこととか、食べたこととかってありますか?

サトルアイコン

あんまりないですね。。。人家や街に出没してるニュースとかですね。あ、あとゴールデンカムイです。

アシリパさんですか。

島田寿朗アイコン

あ、そうだ、最初に言っておかないと駄目なんですが、サトルさんの会社の方からは凄く信頼いただいての紹介なんですけど、私はまだ5年目くらいのペーペー猟師なので、ほとんど教えられることはないんですよ。師匠もいないし、ガッツリ毎日山に入ってるわけでもないし。参考程度に聞いてくださいね。

サトルアイコン

そうなんですね、分かりました。

島田寿朗アイコン

サトルさんはあれですよね、普通に昼の会社員されてる方ですよね?

サトルアイコン

そうです。

島田寿朗アイコン

となると、特に罠猟は、罠の架設をすると、毎日の見回りが義務付けられているので、難しそうじゃないですか?

サトルアイコン

そうなんですよ。なのであまり現実味がなくて。

島田寿朗アイコン

正味な話、もし罠をかけるとしたら遠出になるので、現地に遠隔カメラか、代わりに見回りしてくれる方がいないと難しいでしょうね。

サトルアイコン

そうですよね。でも代わりに見回りって、そんな人がいらっしゃるんですか?

ともあれ彼は、猟師たちが現場で行っていること、野生鳥獣に関しての知識を深めたい欲求があり、今回狩猟免許というものに興味を示しているのだそう。
ぜんぶすっ飛ばして現実のチタタプを見せてやりたい(モラハラ

島田寿朗アイコン

獣害で困ってる農家さんとか、付近を見回ってる猟友会の方に頼むとかがありますよ。

サトルアイコン

あぁなるほど、そういうことですね。

島田寿朗アイコン

季節ごとに被害が出てる農家さんにとっては目の敵ですからね。先方からすれば仕掛けるだけでも感謝ですよ。

サトルアイコン

そうなんですか、ニュースでは見ますけど、想像できないですね。

私が狩猟免許を取りに行った際、後ろの席の方が農家さんで、「一晩で50万円持ってかれた、もう許さねえ」と殺気立ってたことを思い出した。特に果物系は面積あたりの収穫単価が高いので、一晩でも相当な被害額になるのだ。

島田寿朗アイコン

学生の時とか、なにかそういった関係の活動とかされてたんですか?

サトルアイコン

いいえ、特にしてませんでした。あ、けど登山サークルに入ってました。

島田寿朗アイコン

登山! けっこうガチのやつですか?

サトルアイコン

そうですね。縦走3泊4日とか。地べたの素泊まりで。

島田寿朗アイコン

ええええ、そんなのやってたらひょっとして野生動物と遭遇したりしたんじゃないですか?

サトルアイコン

いえ、それが一回もなくてw

ないんかい

島田寿朗アイコン

じゃあ今までに野生の猪とか鹿を見たことはない?

サトルアイコン

あ、いえ、鹿はあります。

島田寿朗アイコン

へえ、どこでですか?

サトルアイコン

グランドキャニオンです。

ちょっと何言ってるか分かんない

島田寿朗アイコン

アメリカの? グランドキャニオン? ですよね?

サトルアイコン

そうです。現地の道路が混雑してて、渋滞してる時に車の横を平気で歩いていて、ちょっとしたサファリパークでした。

島田寿朗アイコン

どう?近くで見た鹿、超可愛いかったでしょう。あれの命を止めることって想像できますか?

サトルアイコン

うーん…

話を聞いてる印象では、内気で真面目な青年で、とても四足獣の止めを刺せるような雰囲気はない。それでも懸命にその場面を思い描いているようだった。
まぁこの時点で「はい! 刺せます!」とか即答できるのも人間としてどうかと思うし。私も最初の一匹は心臓バックバクで視界が極端に狭くなって軽くパニくったのを覚えてる。

島田寿朗アイコン

まあ、初めてその時がきたら、自分がやらなくても、先輩方に頼んでそのやり方を学ぶ方法もありますからね。

サトルアイコン

そうですね、私はそれを選ぶと思います。

島田寿朗アイコン

YouTube などでもけっこう動画ありますし、ある程度は学べると思います。

サトルアイコン

そうなんですね、今度探してみます。

島田寿朗アイコン

しかし問題は住んでいる場所ですね。仮にかかったとして、連絡をもらったとして。その日のうち、あるいは翌日に現場に行くことを許してくれる職場ですか?

サトルアイコン

・・・それは分かりませんw

島田寿朗アイコン

その意味では、狩場付近に引っ越しちゃうのが一番手っ取り早いですよ。今って職場はリモートメインですよね?

サトルアイコン

そうです、出社は月に1回くらいですね。

島田寿朗アイコン

じゃあ引っ越しで(パワハラ

サトルアイコン

・・・聞いてみますw

島田寿朗アイコン

あれですよ、会社の方に島田が引っ越せって言ってましたよって私の名前出していいですよ。

サトルアイコン

まじっすかw

ともあれ、まずは狩猟免許を取るところから。今回はこんな感じでグダグダ雑談と冗談のみでお開きに。

続きます。たぶん。

カテゴリー: 狩猟の道  
ライター:島田寿朗

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