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狩猟免許制覇の最短手順とは! その種類とかかる費用、期間など

狩猟免許制覇の最短手順とは! その種類とかかる費用、期間など

狩猟免許は全部で4種類ありますが、狩猟免許を全制覇するための取り方には最短の手順があります。同時に2種以上取得するという方法もありますが、その場合は技能試験での猟具の取り扱いを一度に複数個習得する必要があるので、今回は免許を1種類ずつ取得する場合での最短手順を説明していきます。

狩猟免許試験の技能試験は種目ごとに全く内容が違いますが、知識試験の内容は共通の部分と種目別の部分があります。技能試験で自分が受けやすい免許から取得すると、2つ目の試験からは共通部分の学習と受験が不要になるので技能試験に集中しやすくなり合格しやすく、最短で狩猟免許を全制覇できます。また、第一種銃猟免許を取れば空気銃も装薬銃も両方使えますので、第一種を取ってしまえば3種類で狩猟免許全制覇できます。

狩猟免許の種類と難易度について
網猟免許
わな猟免許
銃猟免許(第一種)
銃猟免許(第二種)
狩猟免許試験について
知識試験
適性試験
技能試験
狩猟免許制覇の最短手順について
まとめ

狩猟免許の種類と難易度について

狩猟免許とは、狩猟対象として指定されている害獣などの狩猟鳥獣を捕獲するために必要な免許です。下記のように、網猟免許・わな猟免許・銃猟免許(第一種)・銃猟免許(第二種)の4種類に分かれています。狩猟免許の申請で必要な費用は、新規取得の場合は狩猟免許1種類につき5,200円です。すでに免許を所持していて他の免許を取得する場合には、狩猟免許1種類につき3,900円となります。取得には受付・講習・考査を含めてほぼ一日かかり、考査に合格すると狩猟免状が交付されます。難易度は全体的に低めで、合格率は80%以上となっています。

網猟免許

知識試験は机上の学習で可能です。また、適正試験も各基準を超えれば合格となりますが、技能試験では、猟具の架設を実際に行います。網猟を行っている猟師さんに教えてもらうという方法もありますが、現実的ではない場合が多いです。猟友会が主催している事前講習会を受講後、24時間程度の学習時間が目安になります。猟具の架設がクリアできれば、難易度は低いです。

わな猟免許

わな猟免許も網猟免許と同様で、猟友会が主催している事前講習会を受講後、24時間程度の学習時間が目安になります。こちらも、猟具の架設がクリアできれば、難易度は低いです。

銃猟免許(第一種)

知識試験は机上の学習で可能です。また、適正試験も各基準を超えれば合格となりますが、技能試験では散弾銃の分解・結合・点検などを実際に行います。銃器の解体や組み立ての練習は個人では難しいので、猟友会が主催している第一種銃猟免許講習会を受講しましょう。知識問題の対策には24時間程度の学習時間が目安になりますが、銃器の取り扱いがクリアできていれば試験全体の難易度は低いです。

銃猟免許(第二種)

知識試験は机上の学習で可能です。また、適正試験も各基準を超えれば合格となりますが、技能試験では、空気銃の圧縮操作などを実際に行います。銃器の扱いの練習は個人では難しいので、猟友会が主催している第二種銃猟免許講習会を受講しましょう。知識問題の対策には24時間程度の学習時間が目安になりますが、銃器の取り扱いがクリアできていれば試験全体の難易度は低いです。

免許名 試験科目 難易度
網猟免許 猟具の架設、知識試験、適性試験
わな猟免許 猟具の架設、知識試験、適性試験
銃猟免許(第一種) 銃器の操作、距離の目測、知識試験、適性試験
銃猟免許(第二種) 銃器の操作、距離の目測、知識試験、適性試験

狩猟免許試験について

狩猟免許試験を受験するには、試験地の都道府県に住所を有していることが必要です。環境省のホームページでも内容を確認することができます。受験できる年齢も決まっており、網猟・わな猟は18歳以上、銃猟は20歳以上となっています。

知識試験

3択問題が30問出題され、試験問題は各都道府県によって異なります。試験時間は90分間で、7割以上の正解で合格となります。難易度は低く、講習会に参加したうえで過去の問題を勉強していれば落ちる心配は低いです。

適性試験

狩猟免許4種類すべてに共通する試験となります。視力・聴力・四肢の運動能力に関する試験となり、一定の基準以上で合格です。四肢の運動能力については、膝の屈伸や手を閉じて開いてを繰り返すような簡単な試験内容で、日常生活に支障のない身体能力であれば問題ありません。

技能試験

網猟免許と罠猟免許については、それぞれの猟で使用できる猟具の判別、猟具の架設の実技、鳥獣の種類の判別の試験があります。銃猟免許(第一種・第二種)については、各銃器の操作方法の実技、あらかじめ決められた距離の目測、鳥獣の種類の判別の試験があります。各試験とも減点方式で採点が行われ、100点満点から30点減点だと不合格になってしまいます。銃や罠を実際に扱ったことがないと、実技の難易度は高くなり合格は難しくなります。

狩猟免許制覇の最短手順について

狩猟免許を最短で制覇するためには、猟友会が主催している事前講習会(予備講習会)がお勧めです。有料(10,000円前後)で受講は任意ですが、その年の出題傾向などを教えてくれたり、猟具の架設などもさせてくれますのでほぼ必須です。狩猟免許試験の日程に合わせて実施される場合が多く、いつ、どこで実施するかを知りたい場合は、地元の猟友会に問い合せをすれば詳細がわかります。

まとめ

どのような試験でも同じですが、事前の情報収集で取得までの期間は短縮することができます。知り合いに狩猟をしている人がいない場合、人づてで情報を仕入れることは難しいです。ネットなどを利用して上手に情報収集を行い、最短で狩猟免許の制覇を実現しましょう。ツイプロなどでtwitterのbio検索ワードに「猟師」と検索すると、現役の猟師さんが多くヒットしますので、その方たちをフォローするのもよいでしょう。ただし、種々伺う場合は礼儀を忘れないように。

カテゴリー: 狩猟の道  
ライター:齊藤美紀

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