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トマトジュースで鹿肉シャブシャブしたらボーノすぎてシェフを呼びたくなった

トマトジュースで鹿肉シャブシャブしたらボーノすぎてシェフを呼びたくなった

アブラナシウマミマシマシトマトカラメニンニクシカ!

島田です。

先日とある機会で、鹿ロース肉のしゃぶしゃぶトマトジュースのタレでどうぞ、なるものを口にする機会がありました。結論から言うと、めっちゃ美味しかった。鹿ロースの一番美味しい食べ方じゃなかろうか。法的に。

しかし鹿&トマトのコンビネーションが頭の中では想像しにくいと思うので、以下説明を試みます。さらに改良と自作を試みます。

そもそも鹿肉はさっぱりさが持ち味で、脂肪分はほとんどなく、いわゆる「肉の旨味」的なものは少ない性質です。偶蹄目ですが馬肉に近い食感と歯応えが特徴の鹿肉、火を長くいれてしまうと筋肉質もあいまって、モサっとした硬い肉になってしまいがちです。ジビエ全般言えることですが、火加減と時間がどうしても繊細で難しい食材なんです。

が、その点しゃぶしゃぶだと、調理上、極薄にスライスされていること、箸でススッと短時間くぐらすだけ、という調理法により、上記「硬い肉」の状態にはそもそもなりえないスタイルなんです。まずそこがグッド。工程で起こりうるエラーをデザインで排除するいただき方。美しい。

そして鹿肉はさっぱりとした味わいと書きましたが、ともすれば少し「物足りない」と言えなくもなくて。そこで登場するのがトマト。言わずとしれたグルタミン酸がたくさんあのトマト。野菜の中ではダントツの旨味成分の持ち主です。まんまトマトジュースをタレとして使用するわけではない(詳細後述)ですが、軽く湯通しした極薄の鹿ロース肉をグルタミン酸豊富なトマトダレと一緒に食べることにより、食材のマリアージュが爆誕するのです。まさにボーノ。考えた人すごい。

で、コレ自宅でも簡単に作れんじゃね? と感じた私はしかし極度の面倒くさがり屋につき、簡略化を思いつきました。そう、トマトジュースでしゃぶっちまえばいいのだと気がついてしまったのです。洗い物が出にくく、なんなら〆のスパゲティまである、キャンプとかにも気軽に持ち込めるスタイル。

それでは試作第一号参ります。

鹿を生け捕りした筆者
お肉は昨年末に生け捕りした鹿を使用します

まず鹿肉、極薄にスライスしなければいけないので包丁では到底無理。となるとスライサーの出番です。電動は持ち合わせていないので、野菜とかに使うアレを用います。

鹿肉のロースとスライサー
スライスするアレ

当然生肉の状態だとぬたぬたしてしまってスライスできないので、半解凍状態でゴリゴリ削っていきます。これが思ったよりも成功してしまい、均質なスライスに仕上がりました。

スライスされたロース
見よこの匠具合

続いて下味的にニンニク、生姜、ネギ、をそれぞれ細かく刻んでトマトジュースに加えていきます。

生姜、玉ねぎ、生姜をみじん切り

生姜、生姜をみじん切りを炒める図
まずニンニクと生姜をオリーブオイルで軽く炒めます
トマトジュース投入!
香りが出たところでトマトジュースを720ml 投入
ネギのみじん切りを投入していく
少しクツクツしてきたころにネギ投入。

あとは15分ほど強火で煮込んで完成させます。あ、しゃぶしゃぶしたらタレなど使わずそのまま食べたいので、トマトジュースに少し塩やケチャップを加えておくとベター。各社トマトジュースの塩濃度が違うのでお好みですね。

トマトジュースを沸騰させる
強火で煮込みます

さて、今回は数日後にキャンプを予定していて、どうせなら外で食べてみたいなと。そうしましょう。なので今回は出来上がった液体を持ち運びするために一度ペットボトルに戻します。鹿ロースのスライスはタッパに詰めて冷凍しておけば当日移動中にちょうど溶けてくれるでしょう。冷蔵しておくとドバドバドリップ出ちゃうのが嫌ですし。

スライした鹿ロースをタッパーに入れておきます
持ち運び万全待機の図

さてキャンプ当日。わりと近くの方とfacebookで繋がっていたおり、その方が「フリーな土地を借りて伐採しまくって何でも好きなこと出来ますよ〜」と伺っていたので、じゃあキャンプしに行きますと。挨拶がてらトマトジュースしゃぶしゃぶキットを持ち込んでウキウキ外出してきました。

アウトドアでいざ鹿ロースしゃぶしゃぶの準備!
屋外で食べるのがまたなんとも

さて、ではお味はいかに。

鹿ロースを投入していく!
当日頂いた鹿モモ肉も一緒にしゃぶしゃぶ

程よく解凍されたスライスをひと切れ、沸騰したトマトジュースタレにさっとくぐらせる。10秒くらいだろうか、色が赤身から灰色に変わるかどうかくらいで上げる。トマトの酸味が鼻をくすぐる。口に入れるとホロリと崩れる鹿肉、最高か。

外で食べる美味しさもあり、もう止まらない感じに食べまくりました。トマトジュースは粘度があるぶん、しっかり鹿肉と絡みあって、しゃぶしゃぶ → ダイレクトに食べる、が加速します。ソースなどにつける手間いらずで、お手軽バンザイなジビエ料理に仕上がりました。

欲を言えば粉チーズなどを加わえると、よりデリシャスになる予感がしたので、次回試してみます。

鹿ロースしゃぶしゃぶを食べるgifアニメ
カメラ放置して食べまくる筆者

それではまた!

カテゴリー: ジビエグルメ  
ライター:島田寿朗

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